シロアム福祉館のホームページにご訪問してくださいまして、誠にありがとうございます。直接には会えませんが、このようにサイバー空間を通じて皆様にご挨拶できて嬉しく思います。
シロアムという言葉は文字通りに‘遣わされた者’という意味です。 シロアムは視覚障害者たちのために遣わされた福祉館です。私たちはゆりかごから墓場までという福祉スローガンの元に視覚障害者が生まれてから死ぬまでの全人的な福祉を目指して事業をしています。全人的、すなわち時間的問題は今は一見、そのソリューションが全部揃っているように見えます。しかし、人間にとって寿命というのは、単なる生物的時間だけを意味することではないと思います。私たちがサービスを提供することも同じです。ゆりかごから墓場までというのは単なる時間的な意味ではないように、その中での一人一人の人生がどれだけ豊かで幸せになれるのかが、福祉のもっとも根本的なモデルではないかと思います。
シロアム福祉館が視覚障害者のため、‘ゆりかごから墓場まで’を目指し、事業を行ってはいますが、その事業がどれだけ視覚障害者に豊かで幸せな人生をもたらしているのかはわかりません。ただし、私たちは全世界的に自慢できる事業~たとえば、視覚障害者バリスタがいる喫茶店‘カフェモア’、世界的規模の音楽点訳室、その他の視覚障害者たちのために点字を作るプログラム、画面の文字が音として聞こえるプログラム等のパソコンプログラムの開発等の事業~も運営しております。また、シロアム障害者勤労事業場は、賃金的な面ではすでに全世界的に指折られる立派な勤労作業施設です。
これからもホームページにご訪問ください。また、ホームページを通じて、私たちが行っている事業について愛情をもって助言していただけたらと思います。シロアムのホームページに訪れいただいて、誠にありがとうございました。また、みなさんと一緒に視覚障害者の福祉を発展していけるよう、一生懸命頑張っていきたいと思います。
ありがとうございます。